本紙は、2月18日、19日にアベノミクスに関する世論調査を行った。
統計不正はアベノミクスの偽装と思うかとの問いには、①そう思う46%②どちらかといえばそう思う22%合計で68%が偽装と回答。
また統計不正は参院選に影響するかとの問いには、①少なからず影響する37%②影響する36%合計で73%が影響すると回答した。

大手紙の世論調査では、統計不正は内閣支持率や政党支持率に影響を与えていないなどと報じられているが、本紙調査では、統計不正問題をアベノミクスの偽装であると捉えている人が3人に2人以上という結果となった。
これには、国会をはじめ、マスコミがこの問題を大きく取り上げた結果、森友・加計問題とリンクして受け止められている背景があることが分かった。
このことは次期参院選や統一地方選において、野党が統計不正問題を安倍政権の体質であると批判する背景となり得る。

なぜならアベノミクスは、安倍政権の看板政策でありながら、先の自民党総裁選でも垣間見られた地方に実感がないという声と符合し、4月の統一地方選や7月に予定されている参院選にも少なからず影響を与えそうだ。

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